フリーランスで仕事をするうえで、絶対に持っておいた方が良い持ち物は付箋です。細長いしおりのようなものから手のひら程度の大きさのものまで、各種持っておくと良いでしょう。色はあまり濃い色はオススメしません。仕事効率アップのためには、まずメモ帳に書いて、それを手帳やtodo管理ツールに転記して、転記したものを確認して優先順位を付けて、という方法はあまりスマートではありません。業務上の指示や、思いついたタスクは必ず付箋に書いておくようにすれば、後は転記もデータ化もせず、終わったら付箋を捨てるだけです。大きめの紙に、「すぐ」「急ぎ」「あとで」と目立つように書いておいて、付箋の優先順位どおりの紙に貼っておけば良いのです。もちろん、「すぐ」から取り掛かります。付箋を捨てずに「終わった」の紙に貼っておけば、今日終わらせた仕事が見えて、ちょっとした達成感を味わうこともできます。
付箋の便利なところは頭の整理にも役立つところです。企画書作成や資料作成など、急いでいるときほど良いアイディアがなかなか出ないものです。そんな時は思いつくままに付箋に色々書いて大きな紙に貼ってみましょう。漠然としていた考えを、一度紙に書き出して見てみることで、論理の筋道が見えてきたり、自分でも驚くほど良いアイディアが浮かんでくることがあります。
フリーランスとして働くには、仕事で結果を求められるだけでなく、プロジェクトのさまざまな人員との人間関係に気を遣ったり、雑務と感じても頼まれれば断れなかったり、楽しいことばかりではありません。しかし、どんな仕事であってもやり方さえ工夫すれば乗り越えられます。常に、前向きの姿勢で、どうやったら効率的に仕事をこなせるのかを考えて行動することが望ましいです。